あがた森魚デビュー40周年「女と男のいる舗道」

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あがたの存在が芸術作品でした。

5月12日土曜17:00開演。しかし遅刻してしまい近いのに有楽町から日比谷公会堂までタクシーで行くという有様でした。
タクシーから降りて走って会場に入るとすでに始まっています!まだ1曲目「キューポラ・ノワールの街」ふー。よかった。あがた氏は現在川口に住んでいるそうで、川口市民のわたくしとしてはこんなタイトルはうれしいものです。(かつて川口は鋳物のキューポラの町と言われていました)

ちょっと話それますけど以前川口のメディアセブンであがた森魚月刊映画を見に行った時に作中であがた氏が歌っていた「六間(ろっけん)道路をゆくよ」この六間道路というのは川口駅前を走っている道路なんですね。ろっけん=Rock'inでインスピレーションが湧いたのではないでしょうか。なかなかカッコイイ曲ですがCD化はされておりません。また聴きたい曲です。
この後図々しくもあがた氏に握手を求めたんですが少年のようにやわらかい手と笑顔にわたくしブッ倒れそうになりました。

ライブにもどりますが、残念な事に1曲目が始まる前に栗コーダーカルテットらの鼓笛隊が「大道芸人」を演奏しながらのメンバー入場という粋な演出があったようです。どなたかのブログで拝見させて頂きましたが残念無念です。見たかったな~。
さて2曲目は「俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け」ものすげータイトルですね。CD持ってるけど改めてなんちゅータイトルだよと思わされました。シビレる~

この日のあがた氏はヨージヤマモトのY'sの衣装を纏っていらっしゃいました。似合うんだよこーゆーのが。あの特徴的なパンツのシルエットですぐヨージを思い浮かべましたが、背格好も体格も似ているんじゃないかな。かつてヨージや川久保玲の服は海外では理解されず「黄色い侵略者」などとこきおろされたりした時代があったようですが決然とがんばり今の活躍がある。そんな日本人デザイナーの活躍とミュージシャンあがたの40周年を勝手にかぶせて(一人で)じーんとしていました。よくよく考えたらワイズも40周年ぐらいになるんじゃないか?と思い調べたらそうでした。またじーんとしています(一人で)

衣装といえばわたくしが毎回細野さんのライブやあがたのライブで楽しみの一つにしているのが鈴木茂(元ぱっぴいえんど)の衣装です。みなさまその日の演目に基づき、細野さんしかり、あがたしかり、ケーイチさんしかり、オシャレで素敵な服をお召しになっているのに鈴木茂は毎回マイペースです。以前細野さんのライブを見に行った時にみなさん落ち着いた、かつ素敵な服装をしているのに一人だけテカテカと光る素材の横でも縦でもないナナメ縞の紫&ピンクのド派手なシャツを着ていておどろきました。同行した友人が「巨大なネクタイみたい」と名言。
あがたのライブでもカワイイ衣装の皆さまがお色直しをしてまた別のカワイイ衣装で再登場した時も鈴木茂のみお色直しせず。捌けなくても良かったのでは??とも思うがロックですね。カッコいいです!この日も一人だけ黒いバラ柄のシャツを着てました。私はこーゆーの応援派です。

まーた話それました。今回のライブのタイトルにもなっている新譜「女と男のいる舗道」から「日曜はダメよ」を気持ちよく聴いているとステージ脇にいやにじみ~な女性コーラスがいます。その時は気づきませんでしたが、なんとリッツとひかる(ヴァージンVS)でした!ひかるはエンケンの奥さまですが相っ変わらず素敵なオーラを発していました(二人とももーちょっとハデなカッコでもいーんじゃないか?似合うと思うよ)

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↑今回話がなかなか進まないので休憩してみました。パンフからです。かっこいいですね。
さて、新譜から数曲の後、次はタンゴです!若きバンドネオン奏者の青年2人を従えてのあがたタンゴ。バンドネオンといえばどうしても故池田光夫氏を思い出してしまいますが、いやいいんだ。こうやって新しい世代の人達ががんばっているじゃないか。これも含めて40周年なんだよ!と自分に言いきかせ、これまた一人で思いにふけっておりました。
ドラムの青年も若いながらすごかったです。坂田学さんという方らしいですが迫力ある演奏を堂々と見せてくれ、目を見張るものがありました。
いいですね~あがタンゴは迫力がありますね~「バンドネオンの豹」カアーッコイイ!!
さて次はアルバム「噫無情」です。さすがに全曲フルではなくメドレーとでも言いましょか。去年行われたキラリふじみの「1974」にも行ったのですが、その凝縮版ですね。「1974」も良かったな~。
ゲストのムーンライダーズ(もう復活?)コーナーもあり、何と「煙草路地」!これは動画でしか見た事がありませんがその動画では、はちみつぱい+高田渡が交代で歌っていくものでした。(ちなみにこの時の高田渡はすでにヨレヨレです)おおお!それが今日聴けるなんて!まさにはちみつぱいじゃないか!!
しかしステージを駆け回り飛び跳ねたりする姿、歌っているあがたの勇姿を見ていると本当にこの人還暦すぎてるのか??と思ってしまいます。
アンコールが2回もありました。リッツとひかると一緒に「サブマリン」こりゃーヴァージンVSじゃないですかッ!ムーンライダーズにはちみつぱいにヴァージンVSとはもう…くらくらです。そして「大道芸人」やっぱりセリフをまちがえるあがた…。この曲はかっこいいなあ~。最後は出演者全員で(30名ぐらい?)「大寒町」エンディングです。

最後に慶一さんがあがたに「40周年おめでとう」と言ったやさしい声が今も耳に残っています。素晴らしいライブでした。

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